■ダイビング準備
ダイビング施設は多くのグループが利用しています。
荷物置き場や駐車場は、他のグループの迷惑とならないように使いましょう。
ダイビングポイントについたら、潜水予定コースや講習水域全体を見渡せる場所からコンディションを判断しましょう。
潜水コースや講習水域の水面に船舶航路や波浪がなく、安全に浮上や講習ができるか、潜水予定コースや講習水域全体を見渡しましょう。
ダイビング予定コースや講習場所のコンディションが悪い場合にはダイビングを中止し、他のコンディションのよいポイントに移動しましょう。
風向の変わり目には無風状態となることがありますが、風向が変わった後に強風となることがあります。
前線の通過や地域的な気象変動には注意しましょう。
海岸やボートに見張りを配置し、監視体制を整えましょう。
ボートや水上バイクや釣りなどの活動がある場所では、ファンダイビングや講習を控えましょう。
ボート等が近づかないように、ダイビングフラッグなどを使いましょう。
浮上時の安全や緊急事態に備えて、漂流対策グッズを必ず装備しましょう。
インストラクターは受講生全員の動静確認(安全確認)を常に(法律上の解釈では最低でも4秒に1回)行う必要があります。
また、受講生にアクシデントがあると、インストラクターは法律上の責任を問われることがあります。
安全に注意してファンダイビングを引率しましょう。
■ブリーフィング(最終確認)
①講習の最初に、ダイブリーダーチェックシートの裏面を使って、講習中の注意事項を全員で確認しましょう。
②指導上必要なハンドシグナルの確認(「私を見てください」、「あなたがやってください」等)を忘れずに行いましょう。
③受講生に残圧チェックの責任を説明し、自分の残圧を常に把握させましょう。
④バディ共に行動し、協力してブリーフィングを守るように受講生に伝えましょう。
⑤全員のダイビング前の行動を観察したり、不安感を取り除くようにやさしく話しかけましょう。
⑥ストレスには個人差があります。
ストレス反応がある場合はその受講生のダイビングを中止しましょう。
また、受講生にストレスを与えないように注意しましょう。
オープンウォーター実習では、次のことにも注意しましょう。
⑦バディが互いに手を伸ばしたときに相手と握手できる距離(バディ間距離)を保つようにメンバーに伝えましょう。
⑧前にいるバディやインストラクターを追い越したり、インストラクターの最大水深を超えないように受講生に伝えましょう。
⑨全員が同じ浮上速度で浮上することを受講生に伝えましょう。
⑩最後のダイビングを終了してから一定時間経過していない場合には繰り返し潜水となります。
特に、午後からのダイビングの場合には、受講生が午前中にダイビングをしているかもしれません。
受講生全員の残留窒素時間をあらかじめ確認しましょう。
⑪ダイブリーダーチェックシートの表面を使って、フォーメーション(インストラクター → バディ1 → バディ2 →アシスタント)を決めましょう。
アシストを必要とする可能性が高い受講生は、インストラクターのすぐ後ろのバディ1にしましょう。
⑫潜降時は、前のバディが目標地点に到着し、海底のインストラクターから潜降の合図があってから潜降するように、チーム全員に説明しましょう。
⑬全員が器材を装着し、バディチエックが完了してからエントリーを開始しましょう。
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マナーは社会人の基本。
潜水コースの海上を確認。
迷わず中止。
ボート接近注意。
ダイビングフラッグは目立つ場所に!!
水面フロートを使い安全第一。
ブリーフィングを忘れずに。
バディで協力してルールを守ろう。
よくしゃべる、だまる=ストレス反応。
神経質=ストレス反応。
バディ間距離=バディと握手できる距離。
追い越し禁止。
STARSのダイブテーブルの浮上速度
残留窒素時間を確認
基本フォーメーション
バディチエック指示を忘れずに。
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